半導体
Si IGBT(1200V):ローム Gen4 RGA80TRX2EHRC15 構造解析レポート
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パッケージ外観/内部レイアウト | Si IGBTチップ外観 | Si FWDチップ外観 |
レポート概要
2024年11月、ロームは車載向けの1200V 第4世代IGBT (車載認定AEC-Q101)をリリースしました。この第4世代1200V IGBTは、外周構造も含めたデバイス構造を見直したとされ、1200Vの高耐圧と業界トップクラスの短絡耐量10µsec.(Tj=25℃時)、低スイッチング損失かつ低導通損失が特徴のIGBTになります。 今回、この新しいIGBTと搭載FWDに関する構造解析レポートをリリースしました。
製品特徴
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https://fscdn.rohm.com/en/products/databook/datasheet/discrete/igbt/rga80trx2ehrc15-e.pdf
- TO-247-4Lパッケージ
- 車載用 Field Stop Trench IGBT
- アプリケーション: 車載向けの電動コンプレッサ、HVヒーター、産業機器向けインバータ
解析結果 (解析内容の詳細はP.2, 4を参照)
① Si IGBT構造解析レポート: 価格 ¥800,000 (税別) 発注後1weekで納品
- チップ外周部の耐圧構造としてJTEとGuard Ringが形成されている。
- 前世代品やInfineon製品(IGBT7)との比較の結果、
本製品のIGBTの電流密度は4.1A/mm2 (コレクタ電流/トランジスタ面積より算出)であり、
これは特にInfineonのIGBT7より約17%大きい。
本製品のIGBTは、InfineonのIGBT7のマイクロパターントレンチ技術とほぼ同程度の高密度な
トレンチ技術が使用されている。
➁ Si FWD構造解析レポート: 価格 ¥500,000 (税別) 発注後1weekで納品
- チップ外周部の耐圧構造としてJTEとGuard Ringが形成されている。
- 本製品はPN接合ダイオードである。
レポートパンフレット
24G-0821-1,2 Br-L2 Si IGBT(1200V):ローム Gen4 RGA80TRX2EHRC15 構造解析レポート (Release)
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