BAW発振器:Texas Instruments LMK6C 構造解析レポート
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パッケージ | 機能ブロック図 (引用) 水晶発振器に対するスタンドアロン BAW 発振器の利点 https://www.ti.com/lit/gpn/LMK6C |
概要
高精度・高速なクロックが要求されるタイミングデバイスでは、機械振動に弱く温度依存性のある水晶よりも、MEMSやSAW/BAWの採用が進みつつあります。本製品はTI社が自社製造したBAW(バルク弾性波)を搭載した発振器であり、水晶と比べ、低ジッターや温度安定性、機械的振動に対する耐性に優れており、さらに出力の周波数範囲も広いことが特徴です。本レポートでは、 LMK6C シリーズのLMK6CE012288CDLに搭載されているBAWの構造解析を行い、TI社保有特許の構造を確認しました。
製品特徴
- 出力周波数範囲:1MHz~200MHz、100MHzでのRMSジッタ: 350fs(typ.)/500fs (max.)
- 温度安定性 ±10ppm/℃、エージング特性 ±25ppm/10years
- 製品情報 LMC6C (2022年4月発表)
https://www.ti.com/product/ja-jp/LMK6C/part-details/LMK6CE012288CDLFR
解析内容
- 概要解析: パッケージのX線観察、チップ構成、チップサイズ
- 構造解析: パッケージの断面観察 (光学)
BAWの断面TEM観察、EDX分析 (膜構成、膜厚、組成の確認)
レポート価格
価格: ¥483,000 (税抜)
発注後5営業日で納品
※回路解析も企画しています、ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
レポートパンフレット
25G-0031-3 Br-L2 BAW発振器:Texas Instruments LMK6C 構造解析レポート (Release)
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