民生品

家庭用蓄電池：テスラ蓄電池POWERWALL3 ティアダウン、主回路調査レポート


TESLA PowerWall3 外観＆内部	TESLA PowerWall3 メイン基板 (top view)

概要

　家庭用蓄電池は、災害時だけでなく、節電目的での導入のケースも増えており、2011年度には約2000台だった蓄電池の出荷台数は、2023年度には約16.3万台と年々増加の傾向にあります。
　今回対象のテスラ家庭用蓄電池POWERWALL3は2024年に発売、POWERWALL2との大きな違いは出力の向上（2.3倍）、太陽電池用のパワコンを内蔵となっています。
　今回はUS販売品での※日本での発売は2025年以降現状未発売。

製品特徴

高さ×幅×奥行き　1010 mm × 600 mm × 193 mm　　重量：130 kg
蓄電容量 13.5 kWh　※26モジュール搭載　※製品Datasheetはこちら
最高出力 15.4kW（ピーク）/ 11.5kW（連続運転）　※PowerWall2は5kW
PV⇒蓄電池⇒出力を1枚基板（570×420mm）に集約、TESLA CyberTruck搭載のOBCに酷似のプレーナートランスを採用しての低背化構造が採用されています。